Marc JacobsがLVを去る!
(写真出典元:style.com)
Marcさん、お疲れ様でした!
ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスが、16年間勤めてきたルイ・ヴィトンのデザイナーを退任するそうですね!
聞いてびっくりしました。
退任することも、もう16年も経っていたことも。
マーク・ジェイコブスは、
グラフィティー等のストリートの香りをラグジュアリーブランドに取入れたり、村上隆や草間彌生たちなどのアーティストとコラボするなど、デザインだけでなく様々な取り組みでファッション界を活気づけたデザイナーの1人。
16年前ごろといえば、トム・フォードがGucciでイケイケだった頃でもあり、
マックイーンも生きていたし、ヘルムート・ラングもしっかりデザイナーをやってた頃で、個人的には今よりもファッションがとっても楽しかったようにも感じます。
まあ、16年前は僕もまだ学生で、色々な有名デザイナーを目標に、いろいろな夢を見ながら勉学や遊びに120%の力を注ぎ込んでいたころ。
特にマーク・ジェイコブスやダナ・キャラン、アナ・スイ、トム・フォードは大学の先輩という事もあり、学校の図書館に行ってマーク・ジェイコブス氏の描いたデザイン画を見せてもらったり、マーク・ジェイコブスやトム・フォードの経歴に感化されて、パリ校への交換留学枠に応募して勉強してきたりと、何かと影響を受けたデザイナーでした。
無論、才能とデザインスタイルは影響を受けていない事は言うにも及ばないですが…苦笑
(写真出典元:style.com) |
話がそれましたが、マーク・ジェイコブスのLVでの最後の発表作品は、黒いデニムのドレスとのことですが、↑これかな?
アメリカでは、少し前にコスメティック ラインを始めたことですし、そういったブランド拡大で大忙しなのかもしれませんね。
一方、ルイ・ヴィトンはラグジュアリーブランドとして、更に高級路線を押し進めていくそうです。
情報をまとめると、どうやらモノグラムの柄のバック等はしばらくするとあまり見かけなくなるかもしれませんよ。
モノグラムはキャンパス地にコーティングをした素材が中心ですが、その素材よりも革や別の素材を使って、もっと富裕層に魅力的な最高品質の商品を創っていくことを検討しているとか。
また、マーク・ジェイコブスの後任に、元バレンシアガのデザイナー、ニコラ・ゲスキエールを検討中とのこと。エッジの効いたルイ・ヴィトンが見れるかもしれませんね。
CMにはデヴィッド・ボウイが出るみたいですし、何かとLVの周りが騒がしいこの頃です。
世の中の消費者行動が多様化するなかで、LVMHのような世界的な大企業もクリエイティブ部門にテコ入れをして、事業や商品の改革を進め始めました。
世の中の店づくりや経営方法も、いよいよ大きな転機を迎えているのかもしれません。