遺灰から作られるダイヤモンド
Gizmodoから、興味深い記事があったので、ご紹介します。
なんと、
亡くなった方の遺灰からダイヤモンドを作る技術が開発されたそうなんです。
この技術を開発したのは、スイスのAlgordanza社。
遺灰に、マグマ並みの圧力と熱を加えることで圧縮し、ダイヤモンドにするそうです。
作られたダイヤモンドの色は、少し青みがかった色合いになるそうですが、
このあたりは、個人差があるようですよ。
実際にこの製法で作られたダイヤモンドは、下の画像で、
白いダイヤモンドから、割と深みのあるブルーダイヤができることもあるようです。
作成にかかる費用は、5,000ドルから22,000ドルで、期間は約3ヶ月ほどかかるそう。
亡くなった方の個性溢れる色合いと輝きのダイヤモンドを身につけられるというのは、
なんとも素敵なことですよね。
商業的だとか、思うことは人それぞれだと思いますが、
家族を失う悲しみは、とても大きいこと。
製作する会社のHPには依頼者の声もかかれていますが、
”故人がまた戻ってきてくれたように感じる”という声が多いですね。
残された人とって、
また別の形で故人と共に生きられる感覚は、かけがえのないものだと思います。
僕自身、ここ5年ほどの間に祖父母を亡くしているので、
もし知っていたら、お願いしてみたかったかも。